熊本のニュース一覧

文徳高校相撲部 親子で挑むインターハイ 【熊本】

四国で行われている今年のインターハイ。相撲競技に出場する文徳高校は、26日初戦に臨みます。今年は監督にとっても主将にとっても特別な大会、その訳とは、一体。

熊本市の文徳高校相撲部。今年の県高校総体・団体では14連覇、個人でも上位を文徳勢が占め、県内では敵なし。

さらにインターハイでもこれまでに2度全国制覇する強豪です。
そんな相撲部を率いるのは本田浩二監督 56歳。

日本大学時代に第65代学生横綱になると、1988年に文徳高校相撲部のコーチに就任、1991年からは監督を務めています。

そして、今年の主将が3年の本田豪太郎選手、本田監督の長男です。

【本田豪太郎主将】
「(小学)6年生くらいから文徳に行って、先生に習おうという気持ちがあった。
文徳で相撲がしたいという気持ちしかなかったです」

幼いころから相撲が大好きだったという豪太郎さん。父はもちろん、たくさんの文徳OBの背中を見て育ちました。

【本田浩二監督】
「(文徳)で幼稚園の時に正月の初練習があって、その時にまわしを作ってやって、まわしをつけて、この土俵でデビューした」「同級生が(強豪)埼玉栄の監督をしていますので「うちに預けろ」とか言われたこともありましたけど、我が息子をどうにかして育ててみたいなと」

【指導ON】

「我が息子はわからんね、難しいね」「他の子供さんたちは預かって35.6年しているけれど我が息子が一番難しいね」

今年1月、新年恒例の初稽古。

本田監督は集まった卒業生や保護者にあることを伝えました。
【本田浩二監督】
「あと1年くらいで僕も総監督に上がらせてもらって古川先生に監督という形で現場を仕切っていただきたいなと思っています」

4月から全国の高体連・相撲専門部の副部長を務める本田監督。文徳だけを見ている立場ではなくなったことから、今年度をもって監督から退く決意を固めました。

そんな父の決意に、息子は。

【本田豪太郎選手】
「その時は実感がわかなかったけれど、3年になり今年で終わるということで、大会に行くたびに結果を残して少しだけど恩返しができたらいいなと考えが出てきますね」

自宅に帰れば、どこにでもいる優しい父。

しかし、一歩 土俵に入ればそこは監督と息子。父の教えを受けたいと選んだこの文徳の土俵で一緒に過ごすことができるのもあと少しです。

これまでに文徳が団体でインターハイを制したのは1998年。そして3年前の2019年、この2回。
【本田浩二監督】
「1回味わったら2回、2回味わったらもう一回、欲は出ますからね。もう一度味わってみたい。何度も味わってみたいですね」

【本田豪太郎選手】
「3年生にとっても最後ですし、本田先生も最後とおっしゃっているので最後くらいはまた3年前のように胴上げ出来たらなと思っています」

父と息子が描く青写真、それは3回目のインターハイ優勝です。


プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!