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川辺川に建設予定のダムの水没予定地を訪ねるバスツアーに密着【熊本】

川辺川に建設が予定されているダムの水没予定地を訪ねるバスツアーが先日、行われました。清流の恵みに触れる旅にコメンテーターの今井さんが参加しました。

7月18日、清流・川辺川のほとりを走るバスは一路、球磨郡五木村を目指します。ダム建設予定地からスタートしたツアーのタイトルは『水没予定地を歩き地域再生学ぶ~夏の五木村・川辺川ツアー~』。

時の政権の方針転換や新たなダム計画の発表など半世紀以上、大きな決断や苦渋の選択を迫られてきた五木村の今を、肌で感じてもらおうという日帰り旅です。

【川辺川に触れる今井さん】
「きれい。雨が降った後だからどうかなと思ったけどきれいな水」

ひんやりした風が16年連続で選ばれた『水質が最も良好な河川』を吹き抜けます。

【川辺川を飲む今井さん】
「おいしいですよ」

【旅のよろこび・宮川和夫社長】
「すごいおいしい!飲めることを知ったし冷たいし川の水を飲めのはうれしいですね」

一行は、五木村歴史文化交流館を訪れ、深い山々に囲まれた農業や川と共に生きる人々の歴史に耳を傾けます。

【ツアーをコーディネートした寺嶋悠さん】
「お勉強お勉強ではなくて山の集落のあり方を知ろうと地元の人の協力で話をしてもらって、ダム問題ではない五木村も知ってもらいたい」

村民が案内人となり、地域の人々が守り続けてきた習わしや、林業を通じた地域再生についても学びます。

【案内人・下内泰臣さん】
「(新たなダム計画は)始まったばかりで議論を重ねるだろうから村に来ていたただいていろんなことを知ってもらうのが一番」

五木の子守唄を聴きながらの昼食です。郷土料理と手打ちそば、今井さんはこれぞジビエ、鹿カツを食します。

【今井さんON】
「おいしい。臭みもないし、鹿と言われなかったら分からない」

お土産には手打ちそばを選びました。特産品や村の名物を使った新たな一品と出会えるのも旅の醍醐味です。

また、今回のツアーではダム問題と共に生きてきた村民の声を聞く機会も設けられました。

「カメラでの撮影は遠慮してほしい」。

対立や分断に翻弄された暮らしは決して過去のものではありません。

【参加者】
「家に帰ってから(五木村のことを)調べてみたい。新聞をもう一回見てみたい
なと思った一日だった」
「直接(村民の)声が聞けたことがよかった。ダム問題の大きさと重さを感じた」

参加者の多くが初めて五木村を訪れたという今回のバスツアー。参加者それぞれが清流と山里に新たな発見をした小さな旅でした。



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