運転免許センターで木が折れる 走行中や停車中の車 計9台に衝突【熊本】
27日午後、菊池郡菊陽町にある運転免許センターの駐車場で、植え込みの木1本が折れ、走行中や停車中の車合わせて9台に衝突しました。けが人はいないということです。警察は、木が折れた原因は突風とみています。
【仲野アナリポート】
「熊本県の運転免許センターです。高さ25メートルほどあるケヤキの木が倒れ、車に当たったということです。車のフロントガラスが割れています」
警察によりますと、27日午後1時20分ごろ熊本県運転免許センターの南側駐車場で植え込みのケヤキ1本が折れました。
折れた木は駐車場内を走行していた車1台と停車していた8台に衝突。そのうちの車2台がフロントガラスが割れるなどの被害を受けました。
けが人はいないということです。
折れた木は運転免許センターが開設された2002年に移植されたもので、高さがおよそ25メートル、幹回りがおよそ1メートル90センチで、警察は折れた原因は、突風とみています。
熊本県警では今回の木が折れたことを受け、免許センター内の残りの植え込みの樹木についても調査を行うとしています。
県北部は27日昼すぎ活発な雨雲が通過。
熊本市でも雨脚が強まり、現場に最も近い益城町の観測点では午後1時すぎ最大瞬間風速15.4メートルを観測しました。