旧・統一教会の関連団体イベント 熊本県が後援を取り消すと発表
旧・統一教会の関連団体が主催するイベントに後援していた熊本県は2日後援を取り消すと発表しました。
また、熊本市など9つの市と町などが取り消しを決定、または取り消す方針です。
熊本県は旧統一教会の関連団体が主催するイベント『PEACE ROAD 2022in KUMAMOTO』について後援を取り消すと発表しました。
取り消しの理由について熊本県は「県民の不安や懸念が増大している。県民感情を踏まえた」と話し、県に対して苦情の電話やメールが数件寄せられているということです。
熊本県は後援の条件に「宗教性がないこと」などとしていますが「関連団体と旧・統一教会の関係性に提出書類では気づかなかった」と説明し、2018年から毎年
後援していました。
熊本県は今後『後援』について主催者に聞き取りをするなど対策を検討するとしています。また、このイベントについては熊本市など県内12の市と町などが同様に後援を行っていて、熊本市や八代市など9つの市と町などは後援の取り消しを決定、もしくは取り消す方針。
宇城市、水俣市、芦北町は「既に終わったイベントとの認識」と話し、「さかのぼって取り消す必要があれば検討する」とコメントしています。