嘉島町長選挙 鍋田氏が初当選 一騎打ち制す【熊本】
前の町長の辞職に伴う上益城郡嘉島町の町長選挙は19日、投開票が行われ、元町議の鍋田 平さんが一騎打ちを制し初当選を果たしました。
先月亡くなった荒木 泰臣前町長の辞職に伴う嘉島町長選挙は、元町議の鍋田 平さんが2700票余りを獲得。同じく元町議の春日 堅一さんを300票余りの僅差で破り初当選を果たしました。
嘉島町では約37年ぶりに新しい町長の誕生となります。
【鍋田 平さん】
「鍋田カラーを出して嘉島町に住んでよかったと心から思えるまちづくりをしたい」
鍋田さんは、ふるさと納税を財源とする給食費の無償化や交通対策などを掲げ、「嘉島町に新しい風を吹かせ、開かれた町政を行いたい」と述べました。
嘉島町の選挙管理委員会によりますと、選挙戦は2011年以来。
今回の投票率は、前回を4.84ポイント下回る67.18パーセントで過去最低となりました。