１６日は『敬老の日』です。熊本市では平均年齢７７歳のおじいちゃんたちが小学生と対戦する野球大会が開かれました。果たしてどちらのチームが勝利したのでしょうか？

【杉上・豊田合同チーム】
「おじいちゃんたちと試合ができるのが楽しみ」「（相手が）いっぱい打つので
そこを守っていきたい」

【熊本スターズ】
「強敵です。年齢的にもね」「楽しいですね。子どもたちと野球をするのは。私はひ孫がいますから」

【前田美沙希記者リポート】
「選手の年齢差は最大で７７歳。世代を超えた熱い戦いがこれから始まります」

『敬老の日』の１６日熊本市で開かれた野球大会。

対戦したのは、小学生チームと平均年齢７７歳、週に２回の練習に取り組むおじいちゃんチーム『熊本スターズ』です。

この大会は、県還暦軟式野球連盟が野球を通して子どもたちから元気をもらおうと
毎年開いているもので、今年で９回目です。

スタメン全員を６年生でそろえた小学生チームが試合序盤から若さ溢れるプレーを披露。

おじいちゃんチームから２回までに７点を奪います。

【熊本スターズ野添　博さん（７３）】
「負けたことなかったですけどね。きょうは調子がおかしいみたいですね」

一方、これまでの対戦で８連勝中、子どもたちに負けたことがないという『熊本スターズ』。試合中盤には７８歳の投手が連続で三振を奪い、チームに勢いをつけます。大野　義人さん

終盤には６０代の選手たちが孫ほど離れた小学生相手に奮闘。

連続ヒットで１点を返すなどおじいちゃんチームも意地を見せましたが結果は１４－１で小学生チームが勝利しました。

【対戦した小学生】
「違う年齢の人たちと対戦して楽しかった」
「バッティングを教えてもらいたいと思いました」

【熊本スターズ中島　信之さん（７１）】
「悔しいですね」
【熊本スターズ西元　健二さん（７９）】
「相手の守備が良かったですね。すごく。完敗です。９０歳までやるのが目標ではある」
【熊本スターズ・最高齢前村　勲さん（８７）】
「いや～完敗ですね。（子供たちは強かったですか？）
今まで試合したチームで１番強いと思う」

悔しさを感じながらも子供たちの成長を喜んだおじいちゃんたち、来年のリベンジに向け、これからも練習に励みます。