豪雨で被災・球磨村で大瀬橋の橋桁架設工事始まる【熊本】
2020年7月の豪雨で被災し、国が架け替え工事を進めている球磨村の大瀬橋で橋桁の架設工事が16日始まりました。
2020年7月豪雨では人吉市から八代市までの範囲に渡って、球磨川に架かる10の橋が流失。
現在、国の権限代行による災害復旧工事が進められています。
このうち16日は球磨村大瀬地区の全長132メートルの大瀬橋で橋桁の架設工事が始まりました。
今回は、長さ85メートル重さ250トンの橋桁を川岸から川の中央の橋脚に向けて架ける「送出(おくりだし)し架設工法」で工事を行います。
新しい橋は元の橋のおよそ300メートル下流で、橋桁の架設工事は冬ごろまで複数回に分けて行われる予定です。