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高齢女性の首絞め殺人未遂などの罪 被告の男「間違いありません」起訴内容認める【熊本】

去年12月、玉名市で高齢女性の首を絞めて殺害しようとした上で、家に放火した罪などに問われている男の裁判員裁判が、17日から熊本地裁で始まりました。

男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

殺人未遂などの罪に問われているのは、玉名市岱明町のアルバイト従業員、吉田 修 被告(40)です。

起訴状などによりますと、吉田被告は去年12月、玉名市の住宅でこの家に住む70代の女性の首を絞めて殺害しようとし、その後、家に放火して全焼させるなどした罪に問われています。

17日の初公判で吉田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察は、「動機は身勝手で、犯行も非常に卑劣かつ悪質」と指摘。

一方、弁護側は「犯行は計画的ではなく、被告人も深く反省している」と主張しました。

また、17日は、最後に被害者の意見陳述も行われ、「穏やかで幸せな日々を奪われ、怒りしかない。被告人は死刑か、せめて無期懲役にしてほしい」と、悲痛な胸の内が読み上げられました。

裁判は18日結審し、20日に判決が言い渡される予定です。

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