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熊本市の宿泊税1人1泊200円を検討 2026年の早い時期の導入目指す

県内で初めての導入となる『宿泊税』についてです。熊本市は再来年の早い時期の導入を目指しています。

市は18日、宿泊税の額について1人1泊200円とするなど現在の検討状況を明らかにしました。

【18日の熊本市議会・経済委員会 市観光政策課 光安 林太郎 課長】
「宿泊者の負担感などを総合的に勘案し、1人1泊につき一律200円とするものでございます」

熊本市の説明によりますと、宿泊税の税額は、民泊を含めた全ての宿泊施設で一律1人1泊200円とする方針です。

導入後の税収は、昨年度の宿泊者数を基にした試算で年間約7億円。市内観光地の情報発信といった観光マーケティング関連事業などに充当したいとしています。

【18日の経済委員会・大石 浩文 委員】
「教育旅行については別途、支援策を検討すべきではないか」

【市観光政策課 光安 林太郎 課長】
「利用しやすいような支援策等についても今後検討していく必要があるというふうに考えております」

市は修学旅行も免除はせず、すべての旅行者から宿泊税を徴収する方針ですが、学生などの教育旅行については別の支援策を検討するとしました。

また導入後は状況調査を行い、定期的に制度の見直しを検討するとしています。

市は宿泊税について来年の第1回定例会に条例案を提出する予定で、その後総務大臣との協議などを経て2026年の早い時期に条例を施行する方針です。

宿泊税導入にあたっては宿泊事業者がレジシステムなどに負担するコストには助成制度を設ける方針です。

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