白川に流されたか 熊本市で男性の遺体見つかる 行方不明の男性と判明
22日昼前、大津町の白川河川敷で、60代の男性の行方が分からなくなり、警察と消防による捜索が行われました。そして、きょう午前、白川下流の熊本市西区で男性の遺体が見つかり、その後、行方不明の男性であることが確認されました。
【堂前 泉紀 記者リポート】
「男性が行方不明になった現場付近です。現在も川は勢いよく茶色い水が流れていますが、近くの住民によりますと、きのうはこれよりも1~2メートルほど水かさがあったということです」
22日午前11時半ごろ、大津町錦野の白川河川敷で「無人の軽トラックがエンジンがかかった状態で止まっている」と警察に通報がありました。
軽トラックを運転していたのは大津町に住む65歳の男性で、警察などによりますと、男性は「川に設置したカニを捕る仕掛けを見てくる」という趣旨の話をして外出したということです。
警察と消防は、男性が川に流された可能性もあるとみて、23日午前9時から50人態勢で捜索。
午前10時半ごろ、白川下流の熊本市西区小島で川にうつぶせで浮いている男性の遺体が見つかり、その後、行方不明の男性であることが確認されました。
【久保田 優果 記者リポート】
「男性の遺体にはビニールシートがかぶせられ、車に運ばれていきます」遺体に目立った外傷はなく、警察は死因の特定などを急いでいます。