８年前の熊本地震の教訓を後世に伝えていこうと企画されました。震災ミュージアム『ＫＩＯＫＵ』や阿蘇立野ダムを巡るモニターツアーが先日、南阿蘇村でありました。

【南阿蘇鉄道 運転士 宍戸 優介さん】
「防災・減災の意識を高めていくことを目的としたツアーでございます」

このツアーは南阿蘇鉄道が初めて企画したもので、モニターツアーには報道陣や高森町の職員などが参加。

参加者は、熊本地震の経験や教訓を伝える震災ミュージアム『ＫＩＯＫＵ』や洪水被害の防止や軽減を目的として建設された阿蘇立野ダムを見学。

阿蘇立野ダムでは、普段は入ることができないトンネル内部を見て回りました。

そして、熊本地震で被災し掛け替えられた第一白川橋りょうを間近で見学しました。

【参加者】
「熊本地震からの復旧・復興までの流れが聞けて、とても勉強になりました」

この南阿蘇鉄道の『Ｒｅｍｅｍｂｅｒ Ｔｏｕｒ』。

開催日は不定期で、参加希望の方は南阿蘇鉄道のホームページを確認して申し込んでほしいということです。

【南阿蘇鉄道 運転士 宍戸 優介さん】
「『今はこうやって元気に運行しています』とお伝えしたいのと、このツアーを通して皆さま自身の防災・減災の意識を高めていただけたらいいなと思っています」