去年１月、取引先だった建築関係の会社にうその契約話をし、ケーブル約２２６０万円相当をだまし取った疑いで、熊本市の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本市南区城南町の会社員、白石健吾容疑者（３８）です。
警察によりますと、白石容疑者は去年１月、取引先だった熊本市にある建築関係の会社にうその契約話をし、ケーブル約２２６０万円相当をだまし取った疑いが持たれています。
当時、白石容疑者は太陽光発電設備を設置する個人事業主で、「新しい現場の契約が完了したので材料を発注したい」などとうその話をしてケーブルをだまし取り、そのケーブルは転売していたということです。
調べに対し白石容疑者は、「やったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
今回の逮捕分を含め、被害総額は約１億１０００万円相当に上るとみられていて、警察は余罪も含め調べを進めています。