鶴屋百貨店で『大京都展』始まる おせちの店頭予約もスタート【熊本】
秋の恒例催事『大京都展』が2日から熊本市の鶴屋百貨店で始まりました。また、おせちの店頭予約も2日からスタート。早くも売り場は「迎春準備」の装いです。
54回目となる鶴屋百貨店の『大京都展』。
今回のテーマは「『古の京×今の京』、魅力再発見」。伝統文化を継承しつつ、新たな進化を続ける京都から77店舗が熊本に集結しました。
【寺田 菜々海 アナウンサー】
「京都といえば、長い歴史を誇る店が多いのも魅力ですよね。こちらで販売されているお弁当はなんと創業480年以上の老舗料亭のものなんです」
室町時代創業の料亭『中村楼』のこちらの弁当は期間中、毎日50個限定。
職人による手作りにこだわったちらし寿司やマスの幽庵焼きなど秋の食材がふんだんに使われたぜいたくなひと品です。
他にも老舗洋食店のハンバーグや宇治抹茶のスイーツなど実演販売も充実。
京都土産の定番『八ッ橋』の熊本県産の和栗を使った鶴屋限定商品も見逃せません。
【井筒八ッ橋 本舗 松本 博幸さん】
「栗の(産地として)有名な熊本の栗の柔らかいものだけを使って(八ッ橋の生地の)中に入れている。全国どこでも売っていません。鶴屋だけでしか買えない”おこしやす~”」まるで秋の京都を旅しているかのような気分になれる鶴屋百貨店『大京都展(だいきょうとてん)』は10月8日までです。
【舞妓 祇園東 雛帆さん】
「熊本のみなさん、大京都展ぜひ来ておくれやす。おたのもうします」
一方、こちらは早くも迎春準備です。
鶴屋百貨店本館地下1階では、来年の正月に向けたおせちの予約受け付けが始まりました。
今年は、顧客からの要望を受け、去年より2週間早く販売を開始。
熊本県内のホテルや料亭のほか、京都など全国の有名店の自慢の逸品170種類を取り揃えています。
1万円未満から18万円台までと価格帯は幅広く、多様なニーズに応えられるよう和洋中、バリエーション豊かなおせちが並びます。
店頭予約は、12月15日までで、インターネットでも受け付けています。