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衆院選いよいよ公示12日間選挙戦スタートへ熊本県内4選挙区12人立候補予定

衆議院選挙はいよいよ15日公示され、27日の投開票に向け、12日間の選挙戦がスタートします。

熊本県内の4つの選挙区には、合わせて12人が立候補を予定しています。

熊本1区に立候補を予定しているのは自民党・前職の木原稔さん、立憲民主党・新人の出口慎太郎さん、参政党・新人の重松貴美さんの3人です。

続いて熊本2区は自民党・前職の西野 太亮さん、共産党・新人の奥田木の実さん、参政党・新人の近田茜さんの3人。

熊本3区は自民党・前職の坂本 哲志さん、社民党・新人の橋村 りかさん、参政党・新人の植田 貴俊さんの3人です。

熊本4区は、自民党・前職の金子 恭之さん、立憲民主党・新人の笹本 由紀子さん、日本維新の会の元職、矢上 雅義さんの3人が立候補を予定しています。

衆議院選挙は15日公示され、27日の投開票に向け12日間の選挙戦に突入。

政治とカネの問題や物価高への対応などについて論戦が交わされる見通しです。

【自民党県連 前川 收 会長】
「厳しい環境であることは百も承知している」
「熊本ではその厳しいもの(自民党への逆風)をしっかりとはね返した上で、全国にその風をはね返していくような力強い運動を展開していかなければならない」

15日公示される衆院選を前に自民党県連は14日、総決起大会を開きました。

会場には、立候補を予定している前職をはじめ、党所属の国会議員や地方議員、各種団体の関係者など約250人が参加。

県連の選対本部で総選挙長を務める馬場 成志 参議院議員が出馬予定の前職4人について「政治とカネの問題に関わった人はいない」と強調した上で、「前職全員の勝利のためにはこれまで以上の支援が必要」と訴えました。

【自民党県連 前川 收 会長】
「全国的な傾向で見れば厳しい風も吹いていると思うので、全国傾向が熊本に波及しないような戦い方を私たちはやっていくしかない」

【立憲民主党県連 鎌田 聡代表】
「今回の選挙戦で私たち立憲民主党にどうか皆さんの力をいただき、本当に国民目線の、生活者目線の政治を私たちは進めていくので、どうか今回の選挙戦、いよいよ始まるが皆さまの懸命な判断をいただきますように心からお願い申し上げます」

一方、野党第1党の立憲民主党県連、鎌田 聡代表は3連休中日の13日、多くの人でにぎわう熊本市中心部で街頭演説を行いました。

鎌田代表は、裏金議員の一部を非公認とした石破総理の対応について、「政治改革やったふり解散だ」と批判。今回の衆院選で「自民党を政権の座から引きずりおろさなければならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えました。

【立憲民主党県連 鎌田 聡代表】
「(衆院選の)大きな柱は〈政治改革〉。今の政治を変えていくためには政権を変えなければならないということを訴えていきたい」

また、鎌田代表は、野党の県選出国会議員がいないことに触れ、県内での政治の緊張感を取り戻すためにも全力で議席獲得を目指す考えを示しました。

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