衆院選公示/熊本4区3人が立候補 各候補の第一声
熊本4区は八代・人吉・天草など県内で最も広い選挙区で、有権者数は38万5576人です。
立候補しているのは、日本維新の会・元職の矢上 雅義さん、自民党・前職の金子 恭之さん、立憲民主党・新人の笹本 由紀子さんの3人です。
前回の選挙で立憲民主党から出馬し、議席を失った元職の矢上さん、今回、日本維新の会から国政返り咲きを目指します。宇土市での出発式には、党所属の参議院議員や県議なども応援に駆け付けました。
【維新・元 矢上 雅義 候補】
「政治の世界のことで頭にくることが多いかもしれないが、身近なところで皆さんの雇用を守る。農業、建築現場、工場で若い人たちを育てる。みんなで高齢者を見守る、地域社会をつくるために、矢上雅義は日本維新の会と一緒に頑張っていく」
八代市で出陣式に臨んだ自民党・前職の金さん。選挙区内の市町村長や党所属の県議、友好団体などの前で「TSMCの経済効果を県南部に持ってくる」と訴えました。
【自民・前 金子 恭之 候補】
「(自民党に)冷たい逆風が吹いていると肌身で感じている。私はここで負けるわけにはいかない。これからの地方創生、地方の時代を迎えるにあたって、しっかりと地方目線で頑張らないといけない。これまで築き上げてきた社会インフラを基に、いよいよ県北から我々の地域に経済の〈果実〉を持って来るチャンス」
立憲民主党・新人の笹さんも八代市で出陣式。党所属の県議や推薦する連合熊本の幹部などの前で、4年前の豪雨からの復興や水俣病問題などについて訴えました。
【立憲・新 笹本 由紀子 候補】
「多くの人たちの苦しみ生活の苦しみ、生きることの苦しみを聞いてきた。ほぼ同じ世代として前職・元職がやってきた政治の決着をつけなければならない。市民の声が届かないパイプなら詰まっているか腐っている。だからそのパイプを取り替えるそれが私の役目」