干支の置物作りが最盛期迎える/苓北町【熊本】
2025年は巳年(みどし)です。
天草郡苓北町の内田皿山焼では毎年、天草陶石を使った白磁で干支の置き物を作っています。
天草陶石を液状に溶かして型に流し込み、乾燥させたあと、表面を削って磨きをかけ、10時間ほど素焼きします。丁寧に絵付けした後、光沢が出る釉薬(ゆうやく)をつけ、18時間ほど本焼きすると出来上がりです。
木山 健太郎 社長は「ヘビは脱皮を繰り返し、たくましく成長することに通じるので、縁起物として置いてほしい」と話していました。
この干支の置物作りは12月末(すえ)まで3000個を予定していて、11月1日から天草市で始まる『天草大陶磁器展』などで販売されます。