思い出の品に歓声!50年の時を超えて小学校でタイムカプセルを開封【熊本】
合志市にある西合志第一小学校は開校150周年を迎えました。これを記念して、50年前に埋めたタイムカプセルを当時の在校生たちが開封し、思い出話に花が咲きました。
合志市にある西合志第一小学校です。1874年に『弘生学校』として開校し、ことし開校150周年を迎えました。
50年前の10月13日、当時の全校生徒131人が持ち寄った品々を入れたタイムカプセルが開校100年の記念碑に埋め込まれました。
ちょうど50年後の10月13日。当時の在校生 約40人が小学校に集まり、タイムカプセルを取り出しました。
【当時3年生 片山 貴浩さん】
「ここに埋めた記憶はある。タイムカプセルを入れた穴があったことは覚えているが、当時はもうちょっと大きく感じた。小さかったなというイメージ」
体育館に移動して、当時6年生の衛藤 瑞恵さんと当時2年生の谷山 恵介さんが代表して開封します。
中には、当時の西合志の特産品だった落花生やタバコの葉、タイムカプセルを埋めた日の地方新聞が入っていました。
当時の児童が書いた習字や作文も保存されています。
【当時5年生 山下 いく子さん】
「入れ物が台所のお茶碗をしまうケースだったから、こんなのに入れるの?と思ったことは覚えている。私たち5年生は同窓会を一度もしていない。だから卒業以来」
このイベントをきっかけに再会した当時の級友たち。思い出話に花が咲きます。
【当時1年生 長舟 美由紀さん】
「いつもは兵庫県の伊丹市に住んでいる。面影ですぐに分かって打ち解けるというか、楽しく話ができた」
【開校150周年記念行事実行委員会 高村 秀夫 委員長】
「久しぶり仲間と会うとか、自分の夢の実現を感じて大変よかった」
50年という時を超えて、開封されたタイムカプセル。
懐かしさに心を躍らせた、秋のひとときでした。