九州フィナンシャルグループは中間決算を発表【熊本】
肥後銀行と鹿児島銀行を傘下に置く九州フィナンシャルグループは14日中間決算を発表しました。
それによりますと、一般企業の「売り上げ」にあたる「経常収益」は前年同期比で39億円減の1086億円。
「経常利益」は前年同期比・15億円減の212億円となりました。
また、中間純利益は前年同期比で11億円減の146億円でした。
傘下に収める肥後銀行が、前年度に政策株の売却を行った利益のはね返りで3期ぶりの減収減益となったことが主な要因と見られています。
また笠原慶久社長は台湾の半導体製造大手TSMCの熊本進出を受けて力を入れる、
地元企業のサプライチェーン参入支援事業について次のように述べました。
【九州フィナンシャルグループ笠原慶久社長】
「いま現在、実績が上がっていると聞いているのは5社。」「しっかり応援していくことで(TSMCの)経済波及効果を最大にしていくように頑張りたいなと思っています。」
九州フィナンシャルグループでは2025年3月期の通期決算について、過去最高となる415億円の経常利益を見込んでいるということです。