九州有数の 名所 五家荘で紅葉 見頃/八代市泉町【熊本】
例年よりもやや遅く見頃を迎えました。
熊本県内有数の紅葉の名所、八代市泉町の五家荘(ごかのしょう)では、このところの冷え込みの影響で、渓谷の木々の色づきが進んでいます。
九州山地のほぼ中央に位置し、標高千メートルを超える山々が連なる八代市泉町の五家荘。
「九州最後の秘境」といわれ、標高の異なる地区ごとに紅葉のピークが違い、長く楽しむことができることから、九州有数の紅葉の名所として知られています。
【渕上 洋平 カメラマン】
「こちらは『五家荘 平家の里』です。園内は色づきが進み、今まさに見頃となっています」
平家の落人伝説や昔の暮らしを紹介する樅木(もみぎ)地区の『五家荘 平家の里』には、高低差をつけて、カエデが植えられていて、赤や黄色、橙に色づいた木々が美しいグラデーションをつくり出していました。
【訪れた人】
「熊本市南区から来ました」
「最高でした。雨の予報だったけど、来てよかった」
園内にある食事処では、地元でとれたタケノコやワラビを載せた山菜そばが人気で、紅葉を楽しみながら食事もできます。
こちらは渓谷に架かるつり橋から紅葉を楽しめる葉木地区の梅の木轟公園。
地元の人によりますと、去年は11月初旬に落葉が始まっていたということですが、今年はここ数日で一気に色づきが進み、見頃を迎えています。