地域のシンボルに 『SL人吉』お披露目【熊本】
JR九州の観光列車として活躍した『SL人吉』が地元で展示されることになり17日、お披露目式がありました。
人吉市にあるJR人吉駅隣りのスペースで披露されたのは蒸気機関車の58654号です。
ことし3月に引退した『SL人吉』の蒸気機関車で、JR九州から人吉市に無償で譲渡されました。
お披露目式では松岡 隼人市長が「地域のシンボルとして輝き続け、歴史を刻むことが、肥薩線復旧の大きな一歩になる」と挨拶。
関係者による式典でしたがSLの様子を一目見ようと会場の外も合わせて約300人が集まり、58654号機との『再会』を祝いました。
58654号機は、製造から102歳の誕生日を迎える18日から一般公開され、人吉市では今後、『車体磨き』などの体験イベントを検討しています。