菊池市は有効期限切れワクチンを誤って子どもに接種【熊本】
菊池市は市が委託する医療機関で、有効期限が切れた麻疹や風疹を予防するワクチンを誤って子どもに接種してしまう事案が発生したと発表しました。
菊池市によりますと麻疹や風疹を予防する『麻しん風しんワクチン』は市が費用を負担する定期予防接種の対象で、1歳から2歳の間に1回目を、5歳から7歳の間に
2回目を接種することになっています。
このうち2回目のワクチンを受けに来た子どもに対して今年9月、誤って有効期限が2週間過ぎたワクチンを接種してしまったということです。
10月10日に医療機関が精算事務を行っていたときに有効期限が切れていたことに気づき市に報告。ワクチンを受けた子どもに体調の変化は見られないということです。
菊池市によりますと原因は職員の確認不足だということで、市は委託するすべての医療機関に対して再発防止に向けた注意喚起の通知を出すことにしています。