「不同意わいせつ」など熊本地裁で初公判 中学校教諭の男 起訴内容認める
男子児童の下半身を触る様子をスマートフォンで撮影するなどした罪に問われている山鹿市の中学校教諭の男の初公判が18日、熊本地裁で開かれました。
罪状認否で男は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
起訴されているのは、山鹿市立菊鹿中学校の教諭、福田 怜史 被告(37)です。
起訴状などによりますと福田被告はことし8月、県内の自宅で元教え子の男子児童の下半身を触り、その様子を撮影。
また県内の温泉施設で、別の男子児童の裸を撮影した罪などに問われています。
18日は、熊本地裁で初公判が開かれ、福田被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「福田被告は被害者たちの親の許可を得て、家に宿泊させたり温泉施設に連れて行ったりしていた」と指摘。
また、「息子に優しくしてくれていたのは、このような目的だったのかと思うと残念でならない」と被害者の母親の訴えを代弁しました。
次回の裁判は、12月23日に開かれる予定です。