熊本県が南海トラフ地震を想定し宮崎や大分への応援訓練
熊本県は23日、南海トラフ地震を想定した他県への応援訓練を行いました。
訓練は、熊本県や、国、九州各県の職員など約50人が参加。
九州東方沖で、マグニチュード9.0の地震が発生したという想定で行われ、熊本県の職員が県内では大きな被害の報告が入っていないことを確認しました。
一方で、宮崎県と大分県では津波などで甚大な被害が出たため、熊本県は『応援本部』を設置。電話やインターネットで情報を集めるなど広域応援体制を構築しました。
そして、地震発生から48時間後、宮崎県や大分県では医療機関がひっ迫したことを想定し、患者の受け入れ要請を受けた熊本県は搬送先の病院などを調整しました。