熊本市は２４日地域防災力の強化を目的とした訓練を行いました。このうち西区の春日小学校では避難訓練や炊き出しが行われました。

熊本市西区の春日小学校で行われた訓練には校区の住民およそ２００人が参加。

また、同じ西区の中島校区からもバスを使っておよそ３０人が避難しました。

訓練では陸上自衛隊・第８師団が入浴施設を設置。

炊き出しでカレーが作られると参加した人たちはみんなで肩を寄せ合って食べていました。

また、マイナンバーカードやことし熊本市がリリースした『くまもとアプリ』を使っての避難所の受け付けを実施。

これまでよりも簡単に手続きができた一方で、参加者がマイナンバーの暗証番号を忘れるなど、時間がかかる場面もあったということです。

【大西　一史熊本市長】
「災害のときだけに特別にやるのではなく日常的に使えるかどうかとか、みんなで話し合う機会としても訓練の意味は大きい」