不同意わいせつの罪で起訴 熊本市職員 懲戒免職
ことし7月、熊本市中央区の路上で、面識のない女性に抱きつきわいせつな行為をした疑いで逮捕・起訴されていた熊本市の男の職員について熊本市は、25日付で懲戒免職処分としました。
職員の男は、起訴内容を認めていて、「申し訳ない」と話しているということです。
きょう付で、懲戒免職処分を受けたのは熊本市経済観光局スポーツ・イベント部イベント推進課に勤務する後藤 啓吾 主事(26)です。
後藤主事は、ことし7月、熊本市中央区紺屋今町の路上で、面識のない女性に同意なく抱きつき胸をもむなどした不同意わいせつの疑いで逮捕、その後、起訴されていました。
後藤主事は、同僚と16人で飲酒をし別れた後に事件を起こしていて、逮捕当時「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認していました。
熊本市によりますと、先月開かれた初公判で本人が起訴内容を認めたため処分に至ったということです。
熊本市の聞き取りに対し、後藤主事は「被害女性に対し申し訳ない」と話しているということです。
熊本市では今年度、職員の懲戒処分が9件となっています。