阿蘇高岳「初冠雪」 上空に強い寒気【熊本】
上空の寒気の影響で県内の標高の高い山では雪が降っていて、阿蘇市は28日朝高岳の「初冠雪」を発表しました。
九州の上空5500メートル付近にはマイナス21度以下の強い寒気が流れ込んでいて、県内は断続的に雨が、標高の高い山では雪が降っています。
阿蘇市は標高1592メートルの高岳の山頂付近に雪が積もっているのがふもとから確認できたとして、「初冠雪」を発表しました。
去年より11日遅い初冠雪です。
また標高約1100メートルの草千里でも、道路脇や建物の屋根に積雪や樹氷がみられました。
県内は寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、29日夜にかけて落雷や、竜巻などの激しい突風、雹(ひょう)に注意が必要です。