お手柄ネパール出身のコンビニ店員らに警察から感謝状【熊本】
熊本県内でも後を絶たない「電話で『お金』詐欺」。今年も80件以上、およそ
3億4000万円あまりの被害が確認されています。
10月、熊本市のコンビニエンスストアで、客に声掛けをし、被害を未然に防いだとして、ネパール出身のコンビニ店員らに警察から感謝状が贈られました。
熊本東警察署から感謝状が贈られたのはセブン-イレブン熊本上水前寺2丁目店の
小藤田 一輝店長と店員のチョウダリ・カマルさんです。
警察や店によりますと、10月、店を訪れた70代の女性が「会社のパソコンの画面に表示された電話番号にかけたら『ギフトカードが必要』と言われた」と、3万円分の電子マネーカードを購入しようとしたということです。
応対したカマルさんが不審に思い、小藤田店長が警察に通報。「電話で『お金』詐欺」の被害を未然に防ぎました。
カマルさんはネパール出身の22歳で、自動車整備士という目標に向かって専門学校に通いながら働いています。
【チョウダリ・カマルさん】
「『パソコンで使うギフトカードみたいなものはありますか?』と言われた。3万円分を買う人はあまりいないので、おかしいなと思った」