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熊本市の定例議会が開会 相次ぐ不祥事受け執行部が陳謝

熊本市の定例議会が29日開会しました。

相次ぐ職員の逮捕など不祥事を受け、今回の議会も陳謝から始まりました。

29日開会した熊本市の定例議会。

熊本市の大西 一史 市長は新型コロナ感染により29日まで公務を休んでいて、深水 政彦 副市長が代理を務めました。

深水副市長は盗撮や不同意わいせつなど職員の不祥事が相次いだことや、28日、市の会計年度任用職員が逮捕された件について陳謝しました。

【深水 政彦 副市長】
「不祥事の根絶に向け全庁を挙げて取り組んでいる中、このような事案が立て続けに発生しましたことを大変重く受け止めており、議員各位をはじめ、市民の皆さまに対して深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」

今議会に提出された一般会計補正予算案は約49億円です。

燃料高騰の影響を受ける交通事業者への支援として4400万円を計上。

このうち熊本市電については来年1月から2月にかけてタッチ決済利用で1日の上限運賃が300円になるキャンペーンを実施するにあたり、減収分の補填のため200万円が盛り込まれています。

一方、県教委の通達を受け、来年4月から多くの県立高校でヘルメット着用が自転車通学許可の条件となるため、熊本市在住で来年度、高校1年から3年となる人を対象に2000円を補助する経費に2560万円を計上しています。

また、条例関係では、10月の市人事委員会の勧告に基づき、市長や市職員などの月給やボーナスを引き上げるための条例の一部改正案なども盛り込まれています。

熊本市の定例議会は12月19日までです。

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