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熊本市電「ドア開け走行」 原因は「部品の取り付けミス」 国の運輸安全委員会が報告書

今年1月、熊本市中央区大江の交通局前電停を出発した健軍町行きの市電が、ドアを開けたまま約90メートル走行した重大インシデントについて国の運輸安全委員会が28日、報告書を公表しました。

報告書によりますと、ドアの開閉を検知するスイッチの部品が上下逆に取り付けられていて、ドアが閉じた状態と誤って検知され、運転士もドアが閉じた状態と思い込んだことなどが原因としています。

熊本市電では今年14件の運行トラブルが発生。このうち3件が重大インシデントにあたり、運輸安全委員会は2月と9月に起きたドア開き走行についても調査を進めています。

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