山都町で食のブランド化 オリジナルカレーの試食会【熊本】
上益城郡山都町から食のブランド化の取り組みについてです。
観光協会や飲食店などと町が連携して開発したオリジナルカレーの試食会がありました。
【山都町 坂本 靖也 町長】
「カレーというのは皆さん大好きですし、山都町のおいしい野菜だったり食材を生かせるメニューということで取り組んだ」
この取り組みは農畜産物の生産が盛んな山都町が食のブランド化を図ろうと観光協会や飲食店などと連携し、オリジナルカレーの開発を企画したものです。
【牛力 藤沢 航太 さん】
「鹿の肉です。あと山都町のお野菜です」
試食会では、山都町の13の飲食店がジビエカレーや、地元で取れた野菜たっぷりのカレーなど新メニューを持ち寄りました。
こちらはニンジンなどの野菜を入れて作られた子供向けのカレーです。
プロの料理人が試食をしてアドバイスをします。
【ホテル日航熊本 中野 省吾 総料理長】
「(子供向けカレーでも)もっと洗練されていていい。野菜を調理したものを子どもが食べやすい味付けにして添えるとか(野菜をそのまま味わえる)そこが山都町のカレーの〈肝〉と思っている」
【牛力 藤沢 航太 さん】
「いろんなアドバイスをいただけたので、改良していきたい。自然を楽しんでもらいつつ、山都町の食を楽しんでもらえたら」
完成したカレーは各店舗で1月15日から提供を始めるということです。
山都町は1月19日には町の総合体育館でカレー祭りを開き、新しい名物の味をPRすることにしています。