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熊本市交通局 死亡事故起こした運転士と不適切事務処理を繰り返した職員をそれぞれ停職3カ月の懲戒処分に

熊本市交通局は、歩行者をはねて死亡させた運転士と不適切な事務処理を繰り返していた職員をそれぞれ停職3カ月の懲戒処分としました。

【会見】
「誠に申し訳ございませんでした」

26日付でそれぞれ停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、熊本市交通局の男性運転士(27)と男性主査(38)です。

熊本市交通局によりますと、男性運転士は今年2月、水道町電停付近で前方確認を怠り、歩行者の男性をはねて死亡させたものです。

男性運転士は「反省している」と話しているということです。

また、38歳の男性主査は去年から今年にかけて実施した『バス・電車無料の日』や『バス・電車100円ウィーク』などの事業を担当。

決裁のないまま公印を無断で押した書類を提出したほか、『バス・電車100円ウィーク』で計算を間違え、熊本市に約190万円多く補填金を請求していました。

また、『熊本市域バス・電車100円の日』では約18万円少なく補填金を請求。

さらにこれらの事業でシステム改修を行った業者に、約150万円の委託料を自費で支払っていたということです。

交通局に決裁文書がない不明な収入があったため、不適切な事務処理が発覚。

職員は今年8月から病気を理由に休職中で、少なく請求した約18万円は自費で返納し、「業務が滞ってしまった。反省している」と話しているということです。

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