熊本県内交通事故死 去年1年間で55人 2年ぶりに増加
熊本県警は去年1年間で55人が交通事故で死亡し2年ぶりに増加したと発表しました。
県警によりますと、去年1年間で発生した交通事故の件数は2945件で、おととしより367件減少しました。
その一方で、死者数は増加。
データが残っている1948年以降、過去最少だったおととしの37人から18人増え55人でした。
55人のうち、車に乗っていたのは19人でシートベルトを着けていなかったのは6人。
このうち5人は、シートベルトを着用していれば助かったと推測されるということです。
また、13人は道路を横断していたときに車にはねられ、死亡しました。
県警は、車のドライバーに対し「信号機のない横断歩道では速度を落とすなど安全を確認してほしい」と注意を呼びかけています。