熊本‐カナダ線開設を県に打診 チャーター便運航に向け協議
カナダ西部アルバータ州にある国際空港を運営する公団が、熊本空港と結ぶ路線の開設を県に打診していることが分かりました。
県は、まずはチャーター便の運航に向けた協議を進めています。
打診しているのはカナダ西部アルバータ州にあるエドモントン国際空港を運営する公団です。
熊本県によりますと、公団の幹部がおととし10月に当時の蒲島知事、去年8月に木村知事を訪問。
将来の定期便化や相互交流などに向けた連携を確認したということです。
公団が県に打診したのは、台湾の半導体製造大手TSMCが菊陽町に進出したことがきっかけとみられています。
公団のアドバイザーが1月中にも熊本を再訪問する予定です。
エドモントン国際空港は年間利用者が約820万人とカナダで5番目に多く、県では、「熊本が世界に向けて存在感を高めるためにしっかりと協議を進めていきたい」としています。
カナダと結ぶ航空路線が開設すれば、熊本空港で初めての北米路線となります。