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『110番の日』外国人が110番通報の仕方などを学ぶ研修会【熊本】

1月10日は『110番の日』です。半導体製造大手TSMCの進出に伴い、外国人が増加する菊陽町で、110番通報の仕方などを学ぶ研修会が10日、開かれました。

研修会は熊本県警が『110番の日』に合わせて開いたもので、菊陽町や大津町で働くベトナム人やミャンマー人などおよそ30人が参加しました。

警察によりますと、外国人による通報が3年前は208件だったのに対し、おととしは443件、去年は548件と急増しています。

研修会では、通訳を介して外国語で通報できるシステムがあることを紹介。

近くの電柱に書かれた文字やスマートフォンの地図アプリで表示される緯度や経度を
読み上げることで自分の居場所を伝えられることなどが説明されました。
【ベトナム出身の参加者】
「110番通報をしないといけないときはパニックになると思うが、きょう勉強したことを思い出して通訳にちゃんと伝えることができると思う」

【熊本県警通信指令課110番センター福富 勲 第一部司令官】
「場所をまず教えてほしい。ほかには、何があったか、どんな事件、事故か。必要な場合には緊急走行で行くよう指令を出す。その点を気にかけて通報してほしい」

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