二十節気「大寒」 暦とは裏腹に3月上旬並みの暖かさ【熊本】
二十四節気のひとつ、「大寒」です。一年で最も寒さが厳しい頃ですが暦とは裏腹に3月上旬並みの暖かさとなったところもありました。
熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホール前ではヒマラヤザクラが咲いています。
管理している、市民会館の職員によりますと例年は12月ごろに花が咲くとのことですが、今年は遅めの開花。10日ほど前から花がほころび始めたということです。
【寺田 菜々海アナウンサー リポート】
「午後2時の熊本市中央区です。晴れたり曇ったりを繰り返していて日が差し込むと日差しの温もりも感じられます」
一年で最も寒い時期とされる「大寒」ですが、20日の県内は暦とは裏腹に最高気温は各地で平年を上回りました。
熊本市では2月下旬並みの13.3度、天草市牛深では今年最高となる15.0度まで気温が上がり、3月上旬並みの暖かさでした。
熊本市北区の坪井川遊水池の一角では地元のボランティアが植えた菜の花が満開。散歩する人たちを和ませています。
【散歩していた人】
「暖かくて散歩もしやすいので助かる。(菜の花は)きれい、春って感じ」
気象台によりますと、今週は上空に暖かい空気が流れ込む見込みで、日中の気温は平年よりも高くなり、この時期としては寒さは和らぎそうです。