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空港アクセス鉄道整備 環境アセスで知事意見 「地下水涵養量への影響回避を」【熊本】

木村知事は、熊本県が計画する空港アクセス鉄道についての『環境アセスメント』の手続きで、地下水涵養量への影響を回避するよう求める意見書を21日付けで事業者である県に提出しました。

空港アクセス鉄道は、JR豊肥線の肥後大津駅から熊本空港までの約6.8キロを高架橋やトンネルを整備し結ぶ計画で、現在、周辺環境への影響を調べる『環境アセスメント』の手続きが進められています。

木村知事は4段階ある手続きのうち調査内容などを決める第2段階の『方法書』について、21日付けで事業者の県に意見を出しました。

知事意見では、事業の進捗に応じ住民説明会などを開くことや地下水涵養量への影響を回避、低減するための環境保全措置を検討することなど11項目を要望しています。

県は今後、知事意見を踏まえて調査を実施する予定で、その結果を取りまとめ手続きの第3段階にあたる『準備書』を作成します。

空港アクセス鉄道は2027年度の着工、2034年度末までの開業を目指しています。

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