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離島の大規模停電を想定 海保の巡視艇で資機材運ぶ訓練【熊本】

離島で、災害による大規模停電が発生したことを想定した訓練が、天草市でありました。
訓練は、天草海上保安署と九州電力送配電熊本支社が合同で、2019年に交わした相互協力に関する協定をもとに実施したものです。
22日は合わせて30人が参加。
天草市の離島・御所浦島で災害による大規模停電が発生し、復旧するための職員や資機材を緊急に巡視艇で搬送するという想定で行われました。
参加者は、波で揺れる不安定な巡視艇の上に、安全に資機材を乗せる手順を確認。
軽トラックから、工事の際に電気を入れたり切ったりする工事用開閉器や、低圧線などの資機材を積み込みました。
また、巡視艇の甲板は平面ではなく、なだらかな蒲鉾状になっているので固定の際に注意が必要なことなどを確認しました。

【九電送配電サービス 天草サービスセンター 山口裕司 技術リーダー】
「初めて保安庁さんの船で実施し、積み込み場所や固縛の方法等が確認できたので、今後の災害時に活かしていければと思っております」

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