熊本のニュース一覧

熊本市電の延伸計画 大西市長が延期含め見直し表明

熊本市の大西市長は24日、定例会見で熊本市電を延伸する計画を延期も含め、見直すと表明しました。

【大西市長】(24日午前11時~定例会見の冒頭)
「今後取り組むべき市電の安全確保を確実に実行して最優先に取り組むため、現在進めている市電の延伸事業については延期も含め現在のスケジュールを見直すよう私の方から指示をした」

熊本市電をめぐっては重大事故に当たる脱線や、重大インシデントに当たるドアを開けたままの走行、赤信号を無視しての走行など去年1年間に合わせて16件の運行トラブルが起きています。

こうした状況から安全面の立て直しを優先して取り組むとして大西市長は24日、市電の延伸計画について「延期も含め、見直す」と述べました。

また、すでに議決している延伸の実施設計予算については減額も含め、今後最終的な判断をしたいとしました。

市電は東区の健軍町電停から熊本市民病院まで約1.6キロのルート『仮称・東町線』として計画。

概算事業費は約141億円で、開業予定は2031年度としていました。

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!