八代市厚生会館の解体の賛否を問う住民投票条例案 中村市長「反対」で提出へ
八代市の中村 博生 市長は八代市厚生会館の解体の賛否を問う住民投票条例案について反対意見をつけて市議会臨時議会に提出する考えを24日、明らかにしました。
八代市が解体する方針を示している厚生会館をめぐっては1月9日、市民グループが解体の賛否を問う住民投票の実施を求め4303人分の署名を添えて市長に条例の制定を直接請求しています。
これについて、中村市長は24日の定例会見で反対意見をつけて条例案を提出することを表明。
その理由については「おととしの6月議会で厚生会館の廃止が議決されている」としたうえで「市民の間に対立や混乱が生じることは絶対に避けるべきだ」と説明しました。
臨時議会は27日開会、31日に採決されます。