八代市の松浜軒で『松井家の雛祭り』【熊本】
江戸時代、八代城主だった松井家に伝わる雛人形や雛道具の展示が八代市の松浜軒で
開かれています。
松井家で使われていたり収集した品々を管理する松井文庫では、江戸中期から
後期にかけてつくられた5対の雛人形や雛道具の展示を行っています。
雛人形は誕生した姫たちの幸せを願い京都から取り寄せたものや、松井家に輿入れした女性たちが持参したもので、細やかな刺しゅうが施された豪華な衣装を身にまとい、現代のものよりふっくらとした顔立ちです。
会場では、このほか大名家が娘の嫁入りの際にあつらえていたミニチュアの調度品や
婚礼道具なども展示されています。
『松井家の雛祭り』は八代市の松浜軒で3月30日までです。