ゆりかごに預けられ成長の宮津さんが理事長 『子ども大学くまもと』3回目の開講 学食を体験
慈恵病院の『こうのとりのゆりかご』に預け入れられ、成長した大学生・宮津 航一さんが理事長を務める『子ども大学くまもと』。
きょう3回目が開講され、今回は初めて子どもたちが学食を体験しました。
3回目の会場は崇城大学です。
児童と保護者、それに今回は一般参加も合わせ約150人が集まりました。
【子ども大学くまもと・宮津航一理事長(熊本県立大3年)】
「きょうは一人じゃありません。隣には友達がいます。周りには素敵な大人達がいます。楽しんで一日過ごしましょう」
2日は、佐賀県で『志共育(こころざしきょういく)』を掲げ活動している福井 秀平さん、そして熊本市の元食肉解体作業員で絵本『いのちをいただく』の原案者・坂本 義喜さんが登壇。
子どもたちは志を持つことや命の尊さについて考え、学びを深めました。
また今回は初めて学食の時間が設けられ、子どもたちが『大学の学食』を体験しました。
【参加した児童】
「味わって感謝して食べたいと思います」
「命の大切さを知ってから食べるとちょっと味が違うのかもしれません」
【子ども大学くまもと・田尻 由貴子学長(元慈恵病院看護部長)】
「志高く未来に向かって生きて子どもになってほしい」
子どもたちに特別な学びの時間を提供する子ども大学くまもと、次回は7月27日に開講予定です。