火の国サラマンダーズ 薩摩おいどんリーグでルーキーが躍動【熊本】
独立プロ野球火の国サラマンダーズです。
それぞれのシーズン開幕前に大学生・社会人・独立Lがカテゴリーを超えて力を試す「薩摩おいどんリーグ」の試合を取材しました。
薩摩川内市で行われたこの日の相手は山口に本拠地を置く社会人野球の日鉄ステンレス。
サラマンダーズ先発、2年目のサウスポー田島はランナーを背負いながらもスクイズを自ら防ぎ・・・。
また、要所で三振を奪うなど粘りのピッチングを見せますが4回、ついにつかまります。
2アウト満塁から日鉄ステンレス・坂本のタイムリーと押し出しのフォアボールで2対0とリードを許す展開に。
一方、散発2安打に抑えられていたサラマンダーズ打線はようやく最終回に目覚めます。
フォアボールのあと松山のライト前ヒットでワンアウト3塁1塁のチャンス。
打席には途中出場、東海大九州キャンパスから今季入団した6番・キャッチャー中庭。
【火の国サラマンダーズ62中庭 永勝 捕手】
「(前の打者)松山さんが回してくれるのを信じて」
「気持ちだけでくらいついていきました」
【西村 勇気 アナ・実況】
「さあ最終回、チャンスが巡ってきたサラマンダーズ。2点を追いかけてバッターはルーキーの中庭。初球打ち、セカンドの上!越えていくライト前ヒット。3塁ランナーがホームイン。2対1、1点差に迫ります。ルーキー、中庭。果敢な初球打ちでタイムリーヒット」
前の打席のプロ初安打に続きこれがうれしいプロ初打点。
サラマンダーズの反撃は残念ながらここまででしたが、熊本の大学で学んだルーキーが実戦で確かな結果を残しました。
【火の国サラマンダーズ62中庭 永勝 捕手】
「(大学時代)一緒に頑張ってきた廣池(康志郎)投手が先にプロ(千葉ロッテ)に行ったので、早く同じ舞台(NPB)でプレーできるように。正捕手としてリーグ戦に出られるようにと、(サラマンダーズの)日本一に貢献できるように頑張っていきたいと思います」