５日の熊本県議会・代表質問で、木村知事は熊本版サイエンスパークのビジョンを
「３月末までに公表したい」と述べました。また去年、『マイクオフ問題』が起きた環境大臣と水俣病被害者団体との懇談について、国主催ではなく、国と県の共催で開きたい考えを示しました。


５日開かれた熊本県議会で、自民党の渕上　陽一県議の代表質問に答えた木村知事は、半導体産業の集積に向けて、「熊本版サイエンスパークの推進ビジョンを３月末までに公表したい」と述べました。

木村知事は「分散型サイエンスパークを想定している」と述べ、菊陽町のセミコンテクノパークや益城町のテクノリサーチパークを拠点の例として挙げ、八代市に整備を検討中の工業団地にも波及させたい考えを示しました。

一方、立憲民主連合の岩田　智子県議の代表質問で、水俣病問題について問われた
木村知事は、去年『マイクオフ問題』が起きた環境大臣と被害者団体との懇談について、「これまでの国主催ではなく、国と県の共催で行いたい」と述べました。
熊本県によりますと、既に国に対して共催で被害者団体と懇談を行いたい考えを示していて、国と県の共催とすることで木村知事も被害者団体と十分な意見交換を行いたいとしています。