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セミコン周辺の新下水処理施設 都市計画審議会が県の整備計画を了承【熊本】

熊本県が整備を検討するセミコンテクノパーク周辺の新たな下水処理施設について
都市計画決定に向けた審議会が開かれ、了承されました。県は今年度中に国の事業認可を受けて来年度中の着工を目指したいとしています。

セミコンテクノパーク周辺では、TSMCをはじめ、半導体関連企業の集積が進んでいて、現在、排水を処理している熊本北部浄化センターだけでは今後、処理できなくなるということです。

こうした中、県は今後新たに建設されるTSMCの第2工場とソニーグループの新工場の排水を処理するため、県道大津西合志線の北側、合志市と菊陽町にまたがる
およそ11.5ヘクタールで新たな下水処理施設を整備する方針です。
名称は『熊本セミコン浄化センター』で2つの工場で排水される1日当たり2万3000トンの処理能力を想定していて、およそ7.1キロの下水管を整備し、熊本市北区弓削で白川へ放流する方針です。先日開かれた都市計画審議会が県の整備計画を了承。

県は今後、都市計画の決定に向けた手続きを進め、今年度中にも国の事業認可を受けたいとしていて、来年度中の着工を目指します。

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