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熊本市電4月5日から一部増便【熊本】

次は熊本市電についてです。乗務員不足などを理由に去年6月末から減便ダイヤが続いていますが4月、一部の便を増やすことが分かりました。もともと新年度からは元に戻す方針で始まった去年の減便でしたが、実際は一部増便にとどまる見通しです。


去年6月29日に始まった減便ダイヤは、乗務員不足と安全教育の強化がその目的でした。

減便前と比べ平日の運行本数は433本から369本へ15%減り、最終便の時間は
最大42分前倒しとされました。

これについて市交通局は4月5日から一部の便を復活させることにしていて平日は11本増やし、最終便は現在より20分から30分程繰り下げに。そして朝の混雑時に新水前寺駅前電停を始発とする便を1便増やすなどとしています。

ただ今回は減便前のダイヤにまでは戻らない見通しです。

今年度、市交通局は22人の乗務員を採用し人員は増やしたものの、その教育期間には1年近くを要すること、また2月の5014号車の引退など輸送力のある車両が
廃車となったこともその要因としています。

新年度には新たな車両を2台導入する予定ということで市交通局はダイヤを戻せるよう進めていく構えです。

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