天草市の住宅地でイノシシを捕獲【熊本】
天草市の住宅地で、イノシシが罠にかかっているのが見つかりました。市内では農作物が食い荒らされる被害が相次いでいて天草市はもしイノシシを見かけても刺激しないよう注意を呼び掛けています。
【通学途中の女子中学生】
「初めて見て、ちょっと怖いです」
5日午前6時ごろ、天草市の住宅地で、畑に仕掛けられた箱罠で、体長およそ80センチ、体重50キロほどのイノシシが捕獲されているのが見つかりました。
近所の人によりますと、イノシシは以前から近くの山にいましたが、最近、頻繁に
目撃されるようになり、住宅近くのミカンの木が被害に遭いました。
【男性】
「ここ(住宅)の下を混ぜくってさらく。ここの下も、ここの裏も、そこの周辺も全部(掘り返す)。(中略)これは稲を作っていいか、作られないか、心配しています」
【男性】
「イノシシが歩いた足跡ですね。(中略)ミカンとかを食べに来るんでしょうね」
罠は有害鳥獣捕獲対策協議会に依頼して設置したもので、協議会のメンバーが
イノシシを引き取ってジビエとして利活用するとのことです。
天草市によりますと、捕獲されたイノシシは今年1月の1カ月間で636頭で、
去年に比べて大幅に増えているということです。