県立南稜高校の生徒たちがイノシシやシカの肉を使ったジビエ料理に挑戦【熊本】
球磨郡あさぎり町の県立南稜高校の生徒たちがイノシシやシカの肉を使ったジビエ料理に挑戦しました。
これは、あさぎり町有害鳥獣被害防止対策協議会が開いたもので、南稜高校総合農業科の生徒およそ70人が参加しました。
生徒たちは、地元猟友会のメンバーからイノシシやシカの肉のさばき方や味付け、火の通し方などジビエ料理を教わりました。
「あんまり油を入れると油が強すぎる。軟らかいか、硬いか味見をして食べてみて?」「あつい!丁度いい。おいしい」
そして、調理開始からおよそ3時間。シカ肉の竜田揚げやシシ汁などが完成し、試食しました。
「うまい。あんまり臭みもない」
中には狩猟免許を持つ生徒もいます。
【狩猟免許に合格した生徒 井上夢来さん(3年生)】
(なぜ狩猟免許を?)「元々、山が好きで猟友会の人達と活動していくうちに私自身もシカとかイノシシとか野生鳥獣を捕って人吉球磨地域の鳥獣被害を減らしたいと思ったからです」
南稜高校では今年度、生徒1人が狩猟免許の試験を受けて合格しています。