山鹿市は有害物質・PCBが含まれるコンデンサーが盗まれたと発表【熊本】
山鹿市は、解体工事が進められている肥料の製造施設から、有害物質・PCBが含まれる電気機器が盗まれたと発表しました。
山鹿市によりますと盗まれたのは有害物質・PCB低濃度ポリ塩化ビフェニルが含まれるコンデンサー1台です。
このコンデンサーは解体工事が進められている鹿北町の肥料の製造施設で、使われていたもので、職員が施設の敷地内に保管していました。
しかし2月、無くなっていたことが分かり、現場の状況から盗まれたと判断しました。熊本県によりますと、PCBは毒性が強い有害物質で、現在は製造・輸入ともに禁止されています。
山鹿市は保健所に状況を報告し、警察に被害届を提出することにしています。