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戦後80年 体験者の思いを次の世代へと継承 平和祈念館の建設を計画【熊本】

今年で戦後80年。戦争体験者の思いを次の世代へと継承する取り組みです。

戦争で亡くなった熊本県出身者の遺品などを展示する平和祈念館の建設が計画されています。

熊本県護国神社で行われた『火の国平和祈念館を建設する熊本県民の会』の発起人会には58人が出席。

中嶋 憲正 代表発起人が「戦争を体験した人への思いが薄れつつある。戦争体験を子孫に伝えることは使命」と挨拶しました。

『火の国平和祈念館』は護国神社内にある空き家になっている官舎の跡地に建設予定。神社で保管されている遺族から寄せられた8273人の遺影や約1500点の遺品を常設展示するということです。

【火の国平和祈念館を建設する熊本県民の会設立準備会 多久 善郎 事務局長】
「(戦争の)記憶を次の世代に伝えていける、当時生きた人の本当の気持ちが伝わる施設をつくりたい」

『県民の会』は7月に発足予定。3億円を目標に募金を行い、平和祈念館は再来年2027年夏に開館したいとしています。

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