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豪雨で甚大な被害の八代市坂本町 住民参加型の防災訓練【熊本】

2020年7月の豪雨で甚大な被害が出た八代市坂本町で、先日、住民参加型の防災訓練がありました。

【八代市坂本町出身 早田 蛍 気象予報士】
「(記録的短時間大雨情報が)1回出たら小さい川はあふれます。2回、3回出ると大河川でも氾濫の危険性が非常に高まります。記録雨(記録的短時間大雨情報)が出たらすぐに避難しないといけないと思ってください」

八代市などが開いた防災訓練には、坂本町の住民など約170人が参加。

坂本町出身の気象予報士 早田 蛍さんが災害時に命を守る行動について講演しました。

そして住民たちは、八代市の職員から説明を受けながら避難所で使用する段ボールベッドを組み立てました。

【参加者】
「誰か寝てみて」

実際に横になって寝心地を確かめていました。

また、市の職員が段ボールトイレの組み立て方を紹介したほか、消防の職員がAEDを使った心肺蘇生法について説明しました。

【参加者】
「いろんな人に関われて、とてもいい体験になった」

【参加者】
「たくさんコミュニケーションをとって地域の人とつながりを深めるのも大事だし、災害になったときに近所の人と協力して他の人を助けたいと思いました」

【参加者】
「準備しているのと準備していないのは大違いと思いました。やっぱり日頃の備えが大事です」

【坂本住民自治協議会 蓑田 陽一 会長】
「〈あのような災害は二度と経験したくない〉そういう思いでみんな防災意識は高まっていると思います。いつなんどきでも(住民同士)連絡をとりながら、(災害への意識を)心にとめておけばいいと思います」

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